#25 地球温暖化&カーボンニュートラル&天気の子

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■カーボンニュートラルの話をしました。
温室効果ガスが地球温暖化と気候変動に影響を与えているというエビデンスが揃い、政府間パネル(IPCC)は"地球温暖化の原因は人間の活動が原因"と断言しました。未来の子供たち、現在の困窮している人々、そして自分自身のためにも誰もが早期に取り組むべき問題となりました。
その取り組みの代表例としてよく耳にする、カーボンニュートラルとカーボンオフセットについて調べてみました。
カーボンオフセットという言葉を始めて知りましたが、実効性やら企業癒着やら色んな課題がありそうな気がします。とはいえ、「やらないよりはやるほうがマシ」であることは確実そうです。この辺は勉強不足なので、これからも勉強していきたいです。

■畜産は環境負荷が高いことについて話しました。

牛の吐くゲップによる地球温暖化問題、家畜の糞尿による環境破壊(量がスゴいので分解できない)が深刻化しています。動物倫理的な観点からの課題も多く存在します。対策としてのヴィーガン(菜食主義)へのチェンジは私たちがすぐにでも実行できるアクションですが、ハードルが高いのも実情です(なにせ、私は肉や牛乳や卵が大好きです)。
昨今では3Dプリンターを用いた人工肉の製作や、培養肉といった技術の研究もさかんに行われてるようです。今後、テクノロジーを駆使した代替品ができることに期待です。

■新海誠の”天気の子”について話しました。
2019年公開の新海誠監督作品"天気の子"のラストの東京が沈没するシーン。ひと昔前であれば空想の出来事で片付けられていたかもしれませんが、気候変動(特に洪水)が身近な存在になった今、あのシーンは現実に起きても何ら不思議ではないリアルさがありました。優れた作品には”今”がしっかりキャプチャされているものだなと改めて感じたと同時に、「他人事ではないのだ」ということをまざまざと見せつけられたのを鮮明に覚えています。

■わたしたちは何ができるのかを話ししました。
一人の生活者として、ミュージシャンとして、わたしたちに何ができるのかを話しましたが、明確な答えは出ませんでした。これからも自問自答していきたいと思います。

■原発について話しました。

東日本大震災からもうすぐ11年が経とうとしています。当時、私は16歳でした。すぐ隣の県で今にも爆発しそうな原発に怯えながら生活していたのを思い出します。原発稼働については未だに反対です。放射線廃棄物の管理に10万年が必要なんて、どう考えても馬鹿げています。
しかし、地球温暖化の原因であるCO2を排出しないのも事実であり、今原発を全停止すれば電力はすぐに足りなくなってしまうのもまた事実。
もしかすると、今より安全な原子力発電の方法が開発されたら考えが変わるのかもしれませんが、どうしたって"100%安全"とは言い切れません。難しいですね。これからも考え続けていきたいと思います。

#25 地球温暖化&カーボンニュートラル&天気の子

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