真理と愛を証しして歩みなさい(ヨハネの手紙三 1-15節)

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愛する者よ、あなたの魂が恵まれているように、あなたがすべての面で恵まれ、健康であるようにと祈っています。
(ヨハネの手紙三2節)

ヨハネの手紙二のように、ヨハネの手紙三も、初代教会の歴史的な背景の理解を求めています。当時、教会内には分裂を起こし、人を惑わす者たちがいました。それゆえ、使徒ヨハネは、そのような教会のために巡回教師を遣わす必要がありました。
このような状況の中、ヨハネはガイオにこの手紙を書き送りながら、彼のキリスト者としての歩みを励まします。ガイオは真理に献身し、愛の業に励んでいました。また、彼は巡回教師たちを快く受け入れ、真理と愛をもって実質的な助けをしてくれました。彼の愛の行いは真の弟子のしるしでした(ヨハ13章35節)。
しかし、ディオトレフェスという人物は指導者になりたがる者で、悪意に満ちた言葉で兄弟たちをそしるだけでなく、巡回教師を受け入れもしませんでした。さらに、彼は巡回教師を受け入れる人たちを教会から追い出しました。それゆえ、ヨハネはガイオに、「愛する者よ、悪いことではなく、善いことを見倣ってください」と勧めています。
それから、ヨハネはもう一人、デメトリオの生き方を、「あらゆる人と真理そのものの証し」として要約しています。
このように、教会の一致は互いに愛し合うことにあります。

【祈り】
真理に基づいて愛の業に励み、教会の一致に力を入れていく私たちにならせてください。

真理と愛を証しして歩みなさい(ヨハネの手紙三 1-15節)

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真理と愛を証しして歩みなさい(ヨハネの手紙三 1-15節)
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