85 第八十二話

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83.mp3「花火はどうだった。鍋島。」「あ?」「お前が思ったような花火が見れたか。」「…ああ。多分な。」「はっ…多分…。こっちは思ったようなもんじゃなかったんだ。」「そいつは残念だったな。」電話の向こう側が沈黙した。「ふっ…。」「ここでもヘマしたか。」「なに言ってんだ俺はあんたの指示通りにやった。結果これだ。今回の仕事で俺に非はない。」「…代役を立てる。」この言葉を受けて鍋島はため息をついた。「…じゃあこれでおさらばだな。」「…しかし…つくづく残念だ。」「何言ってんだ。そっ..

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