120.1 第百十七話 前半

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118.1.mp3「思いっきり泣いて少しは気が済んだか。」落ち着きを取り戻しつつある麗にこう声をかけると、彼女はかすかに頷いた。「お前さんの扱いはワシの管轄じゃない。然るべき人間があんたを待っとる。」そういうと古田は時計に目を落とした。時刻は1時15分である。「佐竹さん。やわらやと思います。」「いよいよですか。」「この子らは安全な場所に移動させたほうがいいかと。」佐竹は頷いた。「相馬くん。」「はい。」「君らは今から職員室の方へ移動してくれないか。」「え?職員室ですか?」「うん..

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