107 第百四話

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105.mp3「ちょ…。このSってまさか…。」長谷部は絶句した。隣りに座る麗はため息を付き、重い口を開いた。「凄いわね。完璧よ。」「え?」「私たちのこと調べあげている。」「長谷部。その先もちゃんと読め。」後部座席の相馬がこう言ったっため、長谷部と麗は記事を読み進めた。

<S 再び>
いまから15年前の新月の暗闇の中、夜釣りに出掛けていた中年男性が妙な光景を目撃したと警察に届け出てきた。釣り道具を抱えた高校3年程の風貌の少年が暗闇の中ひとり肩を抑えて漁村の中を歩いていたというものだ..

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