192.2 第181話【後編】

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3-181-2.mp3銃撃数分前「はぁ…はぁ…はぁ…。」ようやく6階の階段踊り場にたどり着いた古田は息も絶え絶えだった。疲労により腰をかがめた状態の彼は、階段の手すりから手を離し、自分の膝をぐっと押す。やっとの思いで、彼は背を伸ばすことができた。ついさっき、パンパンという銃声と後に凄まじい連射音が聞こえた。自分のような警官が所持しているハンドガンの音ではない。連射機能を備えた自動小銃の音だ。こんなところでボヤボヤしている場合ではない。すぐに銃声の聞こえた方に向かいたいが、身体..

192.2 第181話【後編】

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109 第97話
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