「普通なんてイヤだ」で逃げちゃダメ! 共感できるか、ちゃんと伝わってるかを正しく捉えよう #70

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編集者からのフィードバックなどでよく用いられる「普通」という物差し。

「普通はこうなりませんよね」「普通の読者はわかりませんよ」など作品を注意されると、「普通ってなに?」「わざわざ普通を描く意味あるんだっけ?」など、普通という定義そのものに対して疑問を抱いてしまいます。

しかしそこに囚われていては、本質的な課題から目を背けることになってしまいます。

まずは「普通」の定義を編集者と揃えてみましょう。

もしかしたら、感情や展開を説明するのに必要なコマを省略しすぎてしまっているせいで、理解できない=普通でない描き方になっているのかもしれません。

あるいは、読者がまったく共感できない言動や行動を、主人公がとってしまっている可能性も。善悪とかではなく、なんでそんなことするのか本当にわからない=普通でない主人公になっているのかもしれません。

「普通=ありきたり、一般的」。だから普通でないものを描かないとダメなのでは? という捉え方をするのではなく、「普通=わかる」。

だからこそ「普通」という物差しを意識しながら、漫画を描いてみてください!

「普通なんてイヤだ」で逃げちゃダメ! 共感できるか、ちゃんと伝わってるかを正しく捉えよう #70

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