1911年ロンドン。英国王ジョージ5世の戴冠式に集まった各国皇室の中には、カルパチア国王のチャールズ大公の姿もあった。その夜オペレッタを観劇した大公はその中のひとり、若い踊り子エルシーに心奪われる。さっそく彼女をふたりきりの晩餐に招待した大公は、甘い愛の言葉で誘うのだが……。