息子

Director: 山田洋次
リリース日:

本当の幸福とは何かを問い、優しく深い愛を名匠山田洋次監督が描く。日本アカデミー賞主要4部門受賞。妻に先立たれ、岩手に住む父親(三國連太郎)の悩みは、東京に住む末っ子・哲夫(永瀬正敏)のことだ。定職もなくアルバイトで気ままに暮らす息子をたしなめる父、そして反発する息子…そんな哲夫も下町の工場で働くうち、可憐なろうあ者の娘(和久井映見)に激しい恋をする。愛する人のために働く喜びを見い出した哲夫は、父親を愛している自分にも気づき、やがて岩手に帰っていくのだった…。【おことわり】この作品には一部不適切と思われる表現がありますが、著作物のオリジナル性を尊重し、製作当時のまま配信致します。またフィルム原版が長い年月を経過しており、一部お見苦しい箇所がございます。ご了承ください。

4.6 (5件のレビュー)

少し前の日本

切なくて、甘酸っぱくて、素敵な映画です。 何かを見つけられずに、いらだちながら、それでも父親には認められたい息子の永瀬正敏さん。 時代に悪態をつきながらそれでも働くしかない男役の田中邦衛さんは、その時代の底辺にあるものの代表として演じられているように感じます。 都会にでた長男とその嫁に気を使い、次男の行く末を案じながら、独り田舎で暮らす父親の三國連太郎さんの姿は本当にジンとします。 原田美枝子さんの舅への思いとぎこちない接し方がまたリアルです。 職人気質でわりきったように時代を生きている男のいかりや長介さんもまた素敵。 聾唖というハンデを抱えながらも、まっすぐに生きる女性の和久井映見さんは、ほんとうにチャーミングです。 ときどきふっと観たくなる、そんな映画の一本です。


あらすじ紹介おかしい?

最後の「愛する人のために働く喜びを見い出した哲夫は、父親を愛している自分にも気づき、やがて岩手に帰っていくのだった…」というのは蛇足でないかい? 結末のちがうカット版を見たかと思ったよ。


最高の映画のひとつ

たくさん素晴らしい映画はありますが、その中でも最高の作品の一つです。 きまってるって!


生ビールが美味そう。

一番好きな映画。


息子

すばらしい。ご鑑賞をお勧めします。

タイトル
息子
監督
山田洋次
リリース日
販売価格
2,546 円
レンタル
407 円