不都合な真実 (吹替版)

Director: デイヴィス・グッゲンハイム
リリース日:

第79回アカデミー賞2部門受賞(最優秀長編ドキュメンタリー賞、最優秀主題歌賞)!!地球の危機を訴えるアル・ゴア前米副大統領のスライド講演の模様を、彼自身の独白を交えつつ構成した97分間の衝撃ノンフィクション!世界各国での講演は1,000回を越え、30年以上にも渡るその活動は「人類が地球のために何ができるのか」を訴え続ける闘いの日々であった…。

2.3 (3件のレビュー)

きっかけは重要だ

娯楽要素のまるでないドキュメンタリーにあって、決してドラマチックでもノスタルジックでもないこの映画は、環境プロモーションビデオとしては最高の出来栄えだ。 大統領選に敗れてもなお、自らの信念を貫き通そうとする一人の人間の思いは、アベノミクスで浮かれさせようとしているどこぞの政治家たちにこそ学んで欲しいものだ。どんなに持続可能な制度を作ろうとしても、たかだか30年だ、コンクリート製品は60年だ。我々人類は地球に頼って生きるしかないのである。真面目に考え、行動するきっかけになる作品と巡り合えた。


もはや不要

現時点においてはアル・ゴア本人も支持していないというこの映画の主張を、いまさら観る必要があるのでしょうか?真実は時代と立場で全然違うのだから。


アルゴアの不都合な真実

地球温暖化のキャンペーンは原発推進勢力によってもたらされた世界的プロパガンダ。この作品もその道具にすぎない。アルゴアは原発を作るGEに50億円出資していた。「不都合な真実」によるプロパガンダによってその危険性が問題視されていた原発推進派が息を吹き返した。化石燃料よりもCO2を出さない原発は環境によい、ということで。この映画で一番不都合な真実はアルゴアが原発推進を目的にこの映画を作ったということだ。メディアに流されず自分で情報を収集し、判断しなければならない、ということがわかるよい事例だと思う。

タイトル
不都合な真実 (吹替版)
監督
デイヴィス・グッゲンハイム
リリース日
販売価格
1,528 円
レンタル
407 円