カウントダウンZERO (字幕版)

Director: ルーシー・ウォーカー
リリース日:

09年にオバマ大統領が「核なき世界」の構想を示し、核軍縮の気運が高まる一方で、知られざる核の 脅威が人類の身近へと思び寄る。世界には約23,000もの核兵器が存在し、さらに各国が保有に向け て研究を競っている。傑作ドキュメンタリー『不都合な真実』®でアカデミー賞を獲得した最高のスタッフが追うのは、各国首脑や世界的専鬥家、元CIA工作員などによる核への様々な証言と戦慄の映像。 テロ行為や外交の失敗、さらには単なる事故によって世界が砕け散る危険の上に、脆弱なバランスで 平和は成り立っている。その脅威を浮かび上がらせ、地球の危機を警告する衝撃のドキュメンタリー。

3.7 (3件のレビュー)

人間兵器

本作は核兵器を主体に置いたドキュメンタリーですが、広島•長崎の惨状を知りつつも尚多くの核兵器があるという現実が見て取れます。 1年は365日。毎日1発づつ使用しても60年以上分の核兵器がまだ世の中にはある。 時代の流れとともに物事の見方は変わり、善悪関係なしに自らのパワーもが己の脅威となった時に初めて愚かさに気づく。 そんな人間という完璧ではない生物が関わると、必然的に事故や争い等の脅威がもれなくついてくる事に気づかない人間という生き物が一番の脅威となっている。 核兵器を減らす事は一見進歩に見えるが、それだけでは核兵器は無くならない。 まず勇気を持って自ら核兵器を捨てなければならないと思う。


地球人全員が見るべき映画

見て良かった。如何に核兵器が恐ろしい破壊兵器であり、また、如何に簡単に作れてしまうものなのか? 311の震災による原発事故からプルトニウムが飛散したみたいな話もあったが、その程度ではすまされない核兵器事故や実験による汚染が地球上にあるか改めて痛感した。 しかし、これでも、テロリストが核兵器を持ちたい理由は何なのか?爆発したら征服し自分の思い通りにしたい人も街も何もなくなるというのに。


不都合な真実と同様に駄作

核兵器が人類にとって危険な事は誰もが認識している事。それについてはわざわざコメントはしない。 この映像の危険なところは、テロリストや独裁国家に単純な善悪の構図を当てはめ、核の危険性をテロリストや独裁国家が悪であるという事にすり替えている事だ。 二千円も出してこんな駄作を購入するのなら、せめて、この映像を制作した人間の、本当の真意を考えてみてはいかがだろう。不都合な真実と同じスタッフというところでピントこないか?

タイトル
カウントダウンZERO (字幕版)
監督
ルーシー・ウォーカー
リリース日
販売価格
1,528 円
レンタル
407 円